
北伐郭嘉

欠けっ歯の荀令君、蒼い空のひと

性格のまったく違う曹操の大切な軍師

一人の軍師はいつも笑っていて
一人の軍師はいつも怒っていて
そして、王様はいつも楽しそうに

人の一生などたかが知れた長さで
知り得ることの出来るものなど、森羅万象の一欠けらにも過ぎぬ
それでも、私は知りたいと願う
掌から流れ落ちていく時が、
眠るのさえ、呼吸するのさえ、
一時(ひととき)たりでも惜しいほどに
知らぬことなど、なくしてしまいたかった
けれど
唯ひとりのことを思い煩う愚かさを
知り得たいなどとは、
願わなかったのに
(張遼←郭嘉)